長く続く不景気によって、日本社会のあちこちに歪が出ています。
社会の景気がよく、そこそこ人もお金も回っていれば
多少の問題があっても自然とセーフティネットが働くものですが、
こうした状況下にあるとなかなか解決策を見出しにくいものも顕在化してきます。
裕福でない家庭の学生が就学することを支援してくれるのが奨学金制度です。
古くからある制度で、利用していた人も多いのではないでしょうか。
以前は奨学金を利用することが恥ずかしいように見られた時代もありましたが、
近年ではより積極的に使おうという風潮があることはよいことだと思います。
しかし、奨学金制度はあくまでも一時的に助けるもので、
そこには将来の返還義務が発生します。
就学によって一人前に社会人として成長した後に
返済することを期待されて援助してもらうわけですが、
こうした一昔前は当たり前のように思われていた
人生設計が成立しない時代に入ってきています。
奨学金制度を利用した、しないに関わらず、
多くの人が就職難にあえぐ時代です。
特に若い世代の人にとっては大変な状況になっていて、
就職したとしても十分な収入を得にくい環境の人も多いです。
そのような状況で、奨学金の返済に困ってしまう人も多いのは当然かなと。
返したくても返せない状況ですが、残念ながら制度というものは
規則に基づいて動いているもので、
長期間にわたって返済が滞っている場合には訴訟になることが増えているそうです。
もう少しなんとかならないのかとも思うのですが、
貸す方も貸しっぱなしというわけにもいかないのでしょう。
さまざまな問題を抱えている結果のことでしょうが、
なんとか解決策を見いだせないものかと思います。
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ふふふと笑うとすてき。
センスいい扇子。